副理事長所信/専務理事所信

副理事長 小林 洋

《 副理事長 小林 洋 》
「楽しく学ばなければJC じゃない」

世界では内戦や紛争などがニュースでよく流れています。私たちが住む日本では、内戦や紛争などはありませんが「親が子を殺す。」、「子が親を殺す」と、言った昔では考えられない事件、事故が起こっております。1951 年、戦後の焦土と混乱のなか、志高き17 名の青年が集い、(社)甲府青年会議所は日本で13 番目の青年会議所として誕生いたしました。青年としての考えを行動に移し、時には青年としての考えを行政とともに手を取り合い歩んできた歴史、また、短い歳月の中で100 人を超す大きな組織としたのも当時の先輩方が魅力を感じその魅力に自信を持ち言葉にして仲間と共に一歩一歩努力してきたからだと思います。
昨今、(社)甲府青年会議所では会員の減少が問題視されております。その問題点の一つが「他人事」「他人任せ」だと考えます。
「無関心」ではなく、まずは、「同じ仲間として信頼できる。」「(社)甲府青年会議所活動に魅力が持てる。」委員会、または活動を行うことが必要だと考えます。一人ひとりが「自分事」と考え魅力を人へ、そして、その魅力が地域に広がり、地域の人々から理解されることが青年会議所の会員拡大の一歩につながると確信しています。
本年度、人財グループでは「楽しく学ばなければJC じゃない」を合言葉に活動し、会員交流から会員拡大活動に発展させていきます。その為にも、まずはメンバーが積極的に青年会議所活動に参加し、「会員同士の絆を深めていく機会」、「三市一町の人財にJC にさわってもらう」そのような機会を増やし、今まで以上に大切にしていかなければいけません。メンバー相互の親睦を深める会員交流活動から、私たちと同じ想いを共有し、行動する仲間を募る会員拡大活動へと展開していくことにより、今後のすべての青年会議所活動に繋がり「明るい豊かな社会」の実現への大きな力になると考えます。さらに、有意義かつ充実した青年会議所活動を行う為にも、家族の理解と協力をなくしては始まりません。メンバーの家族と自分の家族とが接する機会を設け、まずは地域の一員である会員家族に日ごろの活動を知っていただき、そこから青年会議所活動を地域に発信していきます。

 

副理事長 長澤 修

《 副理事長 長澤 修 》
「和を以て貴しと為す」

私たちの愛する「山の都」を活性化させ、明るい豊かなまちへと発展させていくにあたり、どう貢献していくかが私たちの課題であり、その実現こそが私たちの使命であります。
私は郷土への愛着と誇りを胸に、地域(まち)の人々と語り共感を得ながら、共に「山の都」の将来を真剣に考え、地域(まち)の魅力やひとの魅力を伝播していくことが「明るい豊かな」まちづくりにつながると信じています。
2015年度のまちづくり事業では、これまで一般社団法人甲府青年会議所が行ってきたまちづくりの経験を活かし、行政、企業、学校、地域などと協働しあい、コミュニティーやコミュニケーション、絆を大切にし、「明日」へつながるまちづくり事業を展開していきます。
地域社会などと運動の連携を図るためにも非常に重要である、情報発信事業においても、必要とされている情報は何なのか、多くの人に伝わるにはどのように発信すべきかを常に意識し、目にした人が感動する様、心を込めて情報を発信していきます。
また、渉外事業では同じ「志」をもつ会員の活動を体感しながら、出向に関する情報の共有、支援をおこない、会員の成長と組織自体の成長へとつなげて行きます。
地域グループでは、「ひととひとのつながり、情報交流を積極的に行い、我々の運動の意義まちづくりの魅了を心を込めて発信していきます。

「明日へつがる地域(まち)をつくる」

 

伊藤 秀一

《 副理事長 伊藤 秀一 》
「輝き」

近年、国内需要の低迷や新興国をはじめとする海外市場の活発化により、海外に目を向ける企業が急増しています。企業にとって、海外の人と対等に渡り合って市場を開拓し、自社の成長につなげることができるグローバル人材の確保は急務となってきています。
グローバル人材といえば、「語学力」「高学歴」などのイメージが先行しがちですが、そもそもどのような人材なのでしょうか。
グローバル人材とは「世界に通用する人間であると同時に、日本の良さも自覚した上で働くことのできる人材」。世界に通用する人材として、人間としての教養の大切さを身につけた上で専門的な知識を勉強する。これが成長の土台になると思います。そしてグローバル人材の育成は即効性はないが必ず人間力につながるものです。
青年経済人、青少年がそれぞれの世代で生きていく上で、そして未来を生きていく上で、大事な素質や資質を身につけて自分の人生を豊かにし、「自分は世のため人のためになっている。社会の中で生きていく価値があるのだ」という充実感を持つことが大切です。
我々国際グループでが展開するグローバルリーダー育成事業、青少年国際交流事業は、「山の都」の全ての「ひと」が危険や失敗を恐れず実行できる輝く人材の育成、そして自由に白紙の上に絵を描ける輝く人材を育成することです。

青年会議所活動は“ひと”づくり。

学ぶことに意義をもつ“ひと” づくり。

「“明日”をつくる“ひと”をつくる」

 

専務理事 土橋 順

《 専務理事 土橋 順 》
「人間は人間の未来である」

一般社団法人甲府青年会議所は、2015 年度、「明日へ」をスローガンに掲げ、64 年目の歩みを進めます。
戦後の混乱期に設立された甲府青年会議所は、その創始の精神を脈々と受け継ぎながら本日に至りました。運営グループでは、その精神を絶やさぬよう、円滑かつ適正な組織運営を行いながら、明日へとつなげて参る所存です。

財務室においては、適正かつ厳正な財務管理を行うとともに、公益事業比率を維持しながらバランスの取れた事業展開を支えて参ります。総務室においては、2015 年度の充実した運動展開を実現するため、組織の環境を整え、すべてのグループを支えて参ります。
ところで、組織は指示系統の集合体ではありません。組織は「人」の集合体です。組織が組織として動くためには、人が人に伝え、人が人を動かし、相手の立場に立って人が人を思いやることが必要です。
100 人で100 人分のことができるのは当たり前であり、私たちは、組織力をもってさらなる大きな運動体として活動を広げていくことが必要です。
また、甲府青年会議所は最も優れた学びの場です。意欲に溢れた青年経済人が切磋琢磨しながら、お互いを磨くことができます。
私たちは、責任世代にある者として、自らの成長の成果をもっと世の中に広げていくべきです。

混沌とした社会情勢の中、直面した苦難を打開し、未来を切り拓くのは人間でしかありません。
甲府青年会議所に溢れる会員の力を組織として結集し、専務理事として、理事長及び副理事長の補佐を務めながら、円滑な運営を大きな運動展開へとつなげて参ります。