《 一般社団法人甲府青年会議所 2015年度理事長 藤巻 宏和 》
明日へ
未来にむかってあしたをみつけよう
私たちの愛する「山の都」は、四季折々に姿を変えながら彩られる、美しい豊かな自然や甲府盆地ならではの地域資源、歴史・文化資産が数多く点在している素晴らしい地域です。 しかしながら、私たちが住み暮らす地域だけではなく、日本の地方が抱える課題として少子高齢化や人口の減少、また医療・福祉・教育・地域活性化・雇用創出に至るまで、多岐にわたる課題が顕在化しているのも地域の現状であるということについて、私たちは真摯に向き合わなければなりません。現代社会に於いて、物質的にも経済的にも豊かとなった今、「ひと」と「ひと」とのつながりが希薄していき、私たちは同時に失ってはいけないものや、忘れてはいけないものがあるということについて、改めて認識し直し、自らを律する必要があるのではないかと考えます。このような社会情勢のなか、地域の未来を見据えて確かな「明日」(あした)につなぐことができるのは、私たちが住み暮らしている地域の「ひと」であり、私たち「Jaycee」ではないでしょうか。
一般社団法人甲府青年会議所は戦後の復興期1951年、17名の青年が「新日本の再建」を誓い立ち上がり、日本で13番目の青年会議所として誕生いたしました。終戦後、荒廃し焦土と化したふるさとを見つめ、青年たちは何を思ったのでしょうか。地域の復興を祈り「明日」への希望を抱きながら、家族のために地域のために、多くの人たちと手を取り合いながら、復興に力を注ぎ続けてきました。ここに住む、私たちの先人たちが全力でまちづくりをおこなってきたことで「今」があります。このふるさとは「ひと」と「ひと」とのつながりによって歴史やまちをつなぎ、また創始のころより不変である先人たちの魂が継承されてきました。それから63年という歳月の中、一般社団法人甲府青年会議所は創始の精神を忘れることなく、地域と共に歩んできました。
私たちの愛する「山の都」には一般社団法人甲府青年会議所があります。
青年会議所は設立当時より「明るい豊かな社会」の実現という崇高な理想を掲げ、ゆるぎない気高き創始の精神は私たちに脈々と引き継がれ、今日に至るまで青年会議所活動をさせていただいております。このような青年会議所の不変の理想や創始の精神を根底に据えていなければ、青年会議所運動そのものが、芯の無いものとなってしまいます。
いつの時代にも「まちづくり」には、そこに住み暮らす「ひと」の存在が不可欠であります。いくら私たちが多くの議論を重ね、「明るい豊かな社会」の実現を目指して活動を実践したところで、地域の人たちから認知されなければ効果的、発展的なものにはなり得ません。私自身の解釈ではありますが、若干きつい言い方をすれば、様々なことを地域社会に投げかけても「誰にも伝わっていなければ意味がない」のです。
【想い】を描き、育むのは「ひと」であり【言葉】を口にし、「ひと」をつなぐのは「ひと」でしかありません。【行動】するのは、やはり「ひと」ではないでしょうか。
一般社団法人甲府青年会議所の60余年に亘る運動の歴史と、先人たちが築いてきた歴史に感謝をしたなかで、「今」を生きる私たちに青年会議所活動は、一人ひとりにさまざまな機会を与えてくれます。どんなに学び知識を得ても、お浚いし、実践して役立つものにしていかなければ、学ぶことの意義が希薄になってしまいます。その与えられた機会を自ら率先垂範者として経験や知識を積み重ね、日々の活動をおこないながら、学んできたことをお浚いし、実践しつづけるからこそ「真の考える力」が湧いてくる。そこから新たな学びや「明日」(あした)が始まるのではないでしょうか。
今、私たちは「学ぶ」ことに意義を見出すことのできる「ひとをつくる」組織環境を整えていくことが必要であり、「学ぶ」ということを通じて会員のすべてが「明日」への活力と連帯を深められるように活動をしていくことが会員や組織の成長につながると考えます。日々の学びのなかで、会員が一体となり「今日より明日(あした)は必ずよくなる」と本気で思えることこそが、未来につながる「明日」(あした)をも変えていき、今の地域社会に変革を生み出して、多くの問題要因を打破していく道であるということを確信いたします。
私たちは青年会議所の普遍的価値を踏まえた上で、会員としての誇りと「明日」への一体感を呼び覚ますように誠実さと自律の精神を備え、日々への活動に取り組む志を大きな志、大志に昇華させていき、まちをつくる「ひとづくり」を責任世代の青年としてしっかりと認識して活動をおこなっていきます。次の世代に「明日」を紡ぐことのできる事業をおこない発信し続けていくことこそが、地域にとっての私たちの存在意義であり、私たちの運動の意義なのではないでしょうか。
地域に様々な組織や団体があるなかで、一般社団法人甲府青年会議所が地域に果たす役割の一つに、中間支援組織インターミディアリー(intermediary)としての立場が挙げられます。そのためには、自分たちの暮らす地域がどのような課題を抱え、どこに向かっていくべきかをしっかりと知り、学ぶ必要があります。さらに、責任世代の青年として、また地域で経済活動を行う青年経済人として、地域の未来に対して自らの意見を持ち、発信していくことが重要なのではないでしょうか。地域では行政単独では解決し得ない課題が山積しており、よりよい「まちづくり」のためにも、行政・市民・企業・各種団体など、地域を形成する全ての存在が、相互に意思疎通を図ることが必要ではないでしょうか。中間支援組織として果たす役割の青年会議所と地域社会にとって、時代の変化に応じて必要とされる青年会議所の両軸で、常に地域の方向性を見出しながら、発信、行動に移していくことが「明日」(あした)を紡ぐ一歩だと考えます。
そして何事に対しても周囲に臆することなく、常に己を鼓舞し果敢に挑むという強い意志が必要であり、言葉にして、行動にして学んでいくことが重要なのではないでしょうか。
全ての経験は、自分を大きく成長させて、自信を持たせてくれます。
家族・仲間・会社・地域を形成する全ての「おもい」を託され、私たちは青年会議所活動をさせていただいているのです。
他人の批判はできても、自分の批判はなかなかできません。
他人のことを論ずるより、まず自身を見つめなくてはいけません。
私たち自身が理想を高く持つならば、より足下をおろそかにしてはいけません。
「あなたたちと地域の明日(あした)を変えていきたい」「あなたがいるから自分も青年会議所に入会したい」そんなことを言っていただける、責任感と行動力のある青年会議所にならなければなりません。
地域のために全ての笑顔のために、未来に向けてみんなで邁進していきしましょう。
【まちづくり】・【ひとづくり】・【組織づくり】
~ 国 際 グ ル ー プ ~
近年の社会情勢は急速なフラット化により、国境にとらわれずグローバル化が進んでおり、私たちの取り巻く環境はボーダーレスの時代になってきました。これからの「明日」を見据えて単眼的ではなく国際的視野を広げた中で物事を捉え、考えていくことのできる能力を兼ね備えたグローバルリーダーが地域には必要であると考えております。地域社会として国際社会と共生していくためには、異なる価値観をお互いに乗り越えOMOIYARIの精神を持ち併せた中で、積極的に相手に関わる姿勢を養うことが重要であります。また、他国自国の歴史観・文化観の理解に基づいた国際協調の精神を育みながら地域社会で対応していくことも必要であり、グローバル化の進展する各分野でリーダーシップを発揮することのできる人材の育成をおこなっていくことこそが、私たちの地域の誇りとなり、また、次世代を担う地域の若者に未来をつなげるということなのではないでしょうか。そのためにも私たち自身、一人ひとりが地域に光を照らしていき、日本人ならではの誇りや文化を重んじたうえで「山の都」の歴史とともに発展してきた地域・産業・商業という地域に根差した文化を確かな誇りとして、国内外の人たちに伝え広めていきましょう。地域住民として、グローバルリーダーとして、共に意識変革を持つことで地域の輝きが増していき、誇れる地域やまちになっていくと考えます。私たちの地域から、その輝きを伝播し続け、日本や世界をも変革しうる確かな「明日」(あした)につなげていきます。
また、時代の移り変わりにより、昔にくらべて子どもたちを取り巻く環境は大きく変化してきたのではないのでしょうか。私たちが子どもの頃は時間を忘れて外で走り回り、さまざまなコミュニケーションを通じて、互いに存在を認め合い、刺激し合いながら共にたくましく、生き抜くことを自然と身につけていきました。なかなか今の時代は、子どもたちや親たちにとって「あたりまえ」がたやすくいかない時代となっております。日本人として、責任世代として、私たちが地域の未来を担う青少年に、「他国を知り自国を知る」といったグローバル感覚を醸成しながら家庭や学校では教えきれない、さまざまな「あたりまえ」を伝え学ぶことのできる機会を設け、地域の「明日」(あした)を変えてき、自身の大きな夢を描いて行動していくことのできる、青少年事業を展開していきます。
人は生まれながらにして自身の価値を見出し、子どもは親に産んでもらえたことに感謝をし、そして親は生まれてきてくれたことに感謝をします。それらの「あたりまえ」を教えることも、地域で暮らす大人の役割なのではないでしょうか。
~ 地 域 グ ル ー プ ~
「私たちの住み暮らすこの地域やまちを誇らしく語れますか」
「私たちの住み暮らすこの地域やまちはこのままで良いのでしょうか」
「私はもっともっと今まで以上に、この地域やまちをすきになりたい」
地域やまちの魅力とは何なのでしょうか。
「郷土愛=ふるさとを愛する心」を地域住民として一人ひとりが持ち合わせ「ひと」との結びつきの中で地域やまちを形成しているからこそ、輝き誇れることなのではないでしょうか。
まちづくりに於ける様々な社会的要因や状況が同時に進んでいるなか、何より、私たち自身が地域住民としてまちづくりに於ける、郷土愛が希薄しているように感じます。
だからこそ「まちづくりはひとづくりから」ということを根底に、「ひと」と「ひと」をつなぎ、顔の見える交流を通じたなかで、これまでの一般社団法人甲府青年会議所のまちづくり事業を軸に、地域資源や歴史・文化資産などを紡ぎ直し、地域の人たちと共生活用していくことが重要であります。地域コミュニティーを「ひと」の魅力によって紡ぎ拡げていくことがまちづくりには必要であり、自分が変われば周りの人たちが変わり、やがて地域が変わり、社会が変わるという運動展開を常に意識しながら、地域を巻き込み、全会員一丸となることで、大きなうねりに変えていき、まちづくりの活動を地域全体に拡げていきます。地域の人たちと活動を積み重ねながら、郷土愛を柱に地域特有のタウンマネージャーや青年会議所活動で取り組む、まちづくりの魅力を思う存分に地域に伝播し、誇れる地域やまちの確かな「明日」(あした)の創造につなげていきましょう。
地域の人たちの心をもっともっと動かし、もっともっと私たちの青年会議所活動を最大限に発信していくためには、会員が活動の目的や意義を強く意識できる情報を把握しなければなりません。また、会員同士の情報交流を図り、全会員一丸となって活動に取り組む意欲と意識を向上させることが重要なのではないでしょうか。今の時代は、さまざまなソーシャルメディアや情報ツールを用いた発信が可能であり、迅速な情報発信も重要であります。しかし、全ては「ひと」がつくり「ひと」に情報を発信します。少し視点を変えてみると「伝える」から「伝わる」という発想を持つことこそが必要であり、だからこそ、あらゆるツールを通じて発信していくだけではなく、「ひと」から「ひと」へ「伝わる」ことが、今だからこそ重要ではないかと考えます。地域の人たちをつなぎ伝えてこそ、青年会議所活動への理解をより一層深めてもらえることであり、常に心を突き動かすことを考えて、私たちの活動をより多くの人に伝え広める契機として、会員の活動の士気を高めていき、青年会議所活動をとことん地域に発信していきましょう。
そして、公益社団法人日本青年会議所、関東地区協議会、山梨ブロック協議会という青年会議所のスケールメリットを活かしたJayceeとしての資質を高めるべく、積極果敢に出向や渉外事業を価値ある契機とし、同じ志を持った同志が切磋琢磨しながら活動の輪を広げ、互いの友情を深めたなかで、素晴らしい経験を「明日」(あした)につなげていけるように組織環境を整えていきます。
~ 人 財 グ ル ー プ ~
一般社団法人甲府青年会議所は「今」を生きる私たち会員一人ひとりに様々な機会を与えてくれます。例会や事業を通じて全会員が同じ価値観を持ち、同じベクトルで青年会議所活動をおこなうためにも与えられた機会を一人ひとりが大切にして、学び磨きあげることが必要なのではないでしょうか。だからこそ、例会や事業の参加は義務ではなく権利であると考えております。しかし近年、この権利を「ひとごと」として捉えている会員も少なくないと感じております。「学ぶ」ことの意義を身につけて実践するからこそJayceeとしての目的意識が明確となり積極果敢に挑戦していくことができるのではないでしょうか。私たちは自身の成長のためにも、青年会議所の活動が何のために、誰のためにあるのかを、ひとりのJayceeとして真剣に向き合い、青年会議所活動の意義や魅力を会員として認識して兼ね備えることこそが、伝統ある一般社団法人甲府青年会議所の会員としての責任と誇りにつながるのではないかと考えます。例会や事業を通じて、同じ志を持つ多くのかけがいのない仲間が集い、切磋琢磨するからこそ青年会議所にしかない、行動力と結束力を併せ持った力強い組織になるのではないかと確信をいたします。
さまざまな要因から地域の人口減少が進んでいる社会情勢のなか、全国700余の青年会議所に於いても、会員の減少が進んでおります。私たち一般社団法人甲府青年会議所の会員数も年々減少傾向にありますが、私たちの運動は時代のせいにするのではなく、常に地域社会の「明日」(あした)を見据えて行動に移していかなければいけません。私たちが本気になり青年会議所活動に邁進していくことで、多くの人たちに気持ちや想いが伝わり、共感していただくことが拡大の一歩だと考えます。だからこそ、私たちの【想い】【言葉】【行動】で、同じ目的をもった同志と言える仲間をさまざまな機会を通じて拡大していきましょう。そして、「修練」「奉仕」「友情」を育みながら未来の「山の都」のためにも、私たちが会員拡大という共通の目標を掲げて、私たちの活動エリアのみならず、周辺市町村にも積極的に目を向けて足を運ぶことも重要です。広域的な連携を視野に入れたなかで「明日」(あした)を紡ぐ仲間を会員拡大し、また「ひとり」のJayceeとして限りある青年会議所活動に邁進していただけるように育成をしていきましょう。
~ 運 営 グ ル ー プ ~
一般社団法人甲府青年会議所は一つの組織、団体であるということだけではなく、所属する会員一人ひとりが地域住民としての観点と、地域企業としての観点を持ち合わせた組織、団体であると考えております。地域住民としての日々の生活や暮らしのなかで、さまざまな問題点について感じること、また一企業として日々の経済活動のなかでの問題点について考えることなど、それぞれの会員が「個」という考えを持ち合わせた立場で青年会議所に集っています。
一見すると普通のことのようですが、この組織環境こそが「まちづくり」「ひとづくり」「組織づくり」における青年会議所としてのメリットであり、青年会議所の大きな潜在能力だと考えます。この潜在能力を活かさない手はありませんし、私たちが持つ民間としてのあらゆる観点を組織として包含して捉え、活動をしていかなければなりません。そのためにも会員に対して、さまざまな業種の会員が集う青年会議所で、互いの友情を深めつつも、それぞれの経験や知識を共有し、会員のすべてが明日への活力と連携を深められるように、共に磨き合いながら自らが成長する機会を通じて、各々の会社や青年会議所の発展に寄与することが地域の発展につながると考えます。この組織環境こそが地域のリーダーを育てていき「明るい豊かな社会を築き上げる」ことにつながると確信をいたします。青年会議所活動には20歳から40歳という年齢制限があります。だからこそ本気になって、限りある青年会議所活動に費やす貴重な時間を無駄にすることなく、青年会議所活動の意味や素晴らしさを実感していただけるように、青年会議所の責務として地域のために、家族のために、仲間のために、会社のために、全ての笑顔のために、あらゆる責任を果たしていかなければなりません。
財務、総務の運営の両面においては64年目の新たなステージを迎える一般社団法人甲府青年会議所の運動をダイナミックに展開するべく盤石の態勢を整え、会員が青年会議所運動の本質を貫き、心一つに活動していくための運営や適正に予算が執行されるよう厳正な財務審査はもちろんのこと、運営グループとして揺るぎない姿勢で組織を支援していきます。そして、一般社団法人甲府青年会議所2015年度事業計画の中枢を担う、諸会議の場があります。これらの会議を円滑に遂行するためにも相手の立場になって設えていくことが不可欠であります。これらの会議を軸に各委員会、会議体との連携を図り、会員が活動の目的と内容の共有をより一層強固なものとし、運営マニュアルを運用したなかで、会議の効率化を進めていきます。そして、「組織力」を最大限に発揮できるように対内に向けて発信する情報は、一般社団法人甲府青年会議所の組織運営にとって重要な役割を担っています。組織の考え方や在り方をしっかりと会員に伝えるとともに、組織ブランディングの向上に努めることがこれからの運営には必要であると考えます。脚下照顧の姿勢で活動の基盤である組織運営を遂行したなかで、組織基盤の可能性を切り拓き、おもいやりの心をもった総務広報事業を展開していきます。また、一般社団法人格取得後の青年会議所の運動・運営と「総合計画2011」をしっかりと検証し、会員と共に地域から時代の先駆者として必要とされる団体へと更に進化を遂げていけるように、中期・長期の組織の在り方を見据えたなかで戦略的に会議をおこなっていきます。青年会議所の普遍的価値を踏まえたうえで、会員としての誇りと「明日」への一体感を呼び覚ますよう会員の範となるべく、誠実さと自律の精神を備えて青年会議所の礎を担っていけるように万全な体制で組織環境を整えていきます。
~今日よりあしたへ~あしたから未来へ~
私はこのまちに生まれて、目の前の「今」を真摯に生き抜こうとしている全ての皆様とともに「今日より明日(あした)は必ずよくなる」、そう信じてもらえる地域を目指します。
今日できることは「今日」今できることは「今」というようにきちんと行動していき、複雑に絡み合った課題を一つひとつ解きほぐして「今」と「未来」のどちらに対しても、私たちは誠実であるために言葉を尽くして、行動に尽くして、進むべき道を確実に見出していきます。だからこそ、私たちは地域を形成する全ての皆様と一丸となり、未来に見出した進むべき道を「一日一日」「一歩一歩」「一つ一つ」着実に歩んでいきます。そして、日々の積み重ねが確かな「明日」(あした)につながっていくことを確信するとともに、全ては愛する「山の都」のために、あらゆる責任を果たしていくことを約束いたします。